青春きっぷ旅⑩新宿から奥多摩日帰り小旅行
3/29
ここ10日ほどは都内や神奈川(境目がよくわかってない)あたりをふらふらしてましたが、いい加減どこいっても人だらけのコンクリートジャンゴーにも飽きてきたので、久々に18切符を使って奥多摩まで日帰り小旅行に行くことにしました。
本日は、最早私の東京基地とでも言うべき(?)新宿区役所カプセルホテルからスタートです。
歌舞伎町の入口で治安はあまり良くなさそうだけど、たぶん夜中以外は大丈夫だし、繁忙期以外は1泊2800円で館内着とタオルと歯ブラシついてて、新宿駅東口まで歩いて10分。古いけど女性フロアは清潔でシャワー、洗面、トイレも数があり、カプセルも広めでテレビもついてて、ロッカーもある。客層はどうしても外国人が多くて日によっては喧しいけど、それでも私的には何の文句もないです。このクオリティで立地でこの値段なら、言えないでしょ。
1時間くらいだけど、余裕で座れるくらいガラガラ。乗って割とすぐ、ビル群を抜けてからの景色はとても良かった。ヨーロッパ以外の大都市は中にいるより、外から眺める方が美しい。シドニーしかり、ロサンゼルスしかり、遠くからその摩天楼達を眺める方が好きでした。
青梅駅へ来るとさすがに東京と言えど、田舎っぽさがでてくる。
電車が動き出すと、更に緑の多い風景が広がっていき、30分ほどで終点の奥多摩駅に到着。
新宿からは1時間半強ほどです。普通に乗ると1080円。
レトロな駅舎。
来たはいいけど、全くのノープランだったので、駅を出て左手にある観光案内所で情報収集。
トレッキング、ハイキング、鍾乳洞、奥多摩湖、温泉などなど色々あるみたいです。
ただし私は3時台帰りたいので、たぶんそんなには回れない。
案内所の方に相談してみると、ちょうど30分後、12:30に日原鍾乳洞行きのバスが出るから、それで30分くらいで到着して、鍾乳洞観光30〜1時間くらいして、14:50のバスで帰ればギリギリ3時台の電車に乗れるとのことだったので、それにすることに。
ちなみにこの通り、1日に4本しかバスが出ないので、乗り過ごすと計画が狂う。なので時計をチラッチラ見ながら、バスの時間まで、とりあえずお勧めされた駅周辺のお散歩コースを回る。
ちなみに、この観光案内所と駅前は町ののフリーWi-Fiが飛んでた!腐っても東京(失礼)。
川の方に行くと、八百屋の奥に三本杉がある。
この奥が奥氷川神社。
更にその奥にある住民用の通路みたいな道を進むと、吊り橋が現れる。
わりと頑丈そうだし、途中で止まらなければ大丈夫。(高所苦手)
渡った先を左に行けば、苔まみれの道があり、更に吊り橋がある。
熊出没の注意喚起のポスターがあり、ちょっとビビりながら進む。
この辺も一帯の長い散策ルートの一部なんですね。だけど、時間が迫っていたので、川辺に降りて、そのまま引き返して駅に戻ります。
猫がいた!
じーっ
じっ
もぐもぐ
じっ
じっ
最後まで見送ってくれた。笑
商店でパンを買って(惣菜とか食べたかったけど、生鮮モノしかなく、他に選択肢がなかった…)、バスに乗車。ICカードの残額が少なかった気がしたので、整理券を取ったけど、ICカードの方が安かったかな!!と思ったら、同じ額でした。片道500円。高っ!
路線バスとは思えない細いヘアピンカーブの続く山道を登り、運転手さんともう1人付き添いの乗務員さん(たぶんカーブで視界を補う用)がいて、地元のおばあちゃん達はバス停じゃない自宅前とかでも乗り降りできるという、初めて見るパターンのバスでした。しかも、途中で日原トンネルというものを潜るんだけど、それがまためちゃくちゃ長い。抜けるのに2分くらいかかってたと思う。
500円も納得です。
30分ほどで鍾乳洞前に到着。寒い!!奥多摩の奥、寒い!!!天気がちょっと曇ったせいもあるけど、体感で4,5度くらい寒い。
同じバスに乗っていた人達と同じように、歩いて鍾乳洞へ向かう。歩いて8分。
ちなみに、土日はここまでバスが来なくて、一個前のバス停(東日原)で降ろされて歩かなきゃいけないそうで、その場合は30分は歩く。しかも、ほぼ登り道。今日が平日でよかった。
自然豊かな奥多摩の景色。工事の作業員の方と観光客しかいない。
途中にある一石山神社。
廃屋感がすごい…なんとなく近寄らずに鍾乳洞へ。
観光案内所で入場料100円引きの券を貰っていた(たぶんサイトからもダウンロードできる)ので、600円を受付で払い、いざ入り口へ。
思ったより暗いし天井低い。でも、寒くない。風がない分、外よりもだいぶ暖かいくらい。
経路通りにずんずん進む。人は私の前後に2,3組いるだけなので、ゆっくり回れる。
臓器っぽい
船底
天井知らず、という場所。真っ暗で星空でも見えそう…
と思ってフラッシュ焚いたら普通に岩だった。
地獄谷の中にある三途の川
経路的に渡らざるを得ない、、、。
電波も届かないので、まじで此処で死んでも誰にも知られないんじゃないかていう恐怖。
急に広い空間に出る。
パンフレットやポスターになってるLED照明になってるところです。
ピンク系はちょっとえろえろしい
いやでも色が変わって雰囲気変わって、綺麗です
ここ忘れちゃったけど、天井に小銭みたいな丸い輝くものがたくさんあって、星空みたいだった
十二薬師という場所なんだけど、詳細は何なのかわからなかった、、
最後は、新しく見つかった方の洞窟へ行くんだけど、ここの階段が急で長い!
体感だけど10分近く上ると、膝が笑出だすね。。ばばあなので。。
上った先では白い状態の岩とか見える。
世紀の断層 #とは
観光案内所の方は30分から1時間あれば回れると仰ってたけど、全部を見ようと思うと30分はちょっと厳しいかな。最後の階段のアップダウンで完全に左膝を痛め、引きずりながら出口へ。
鍾乳洞を出ると、次のバスまであと30分ある。しかし、この鍾乳洞と神社以外の見所という見所がない日原エリア。次のバス停まで歩こうかとも思ったけど、とにかく寒くて何もする気が起きなかったので、鍾乳洞前のバス停近くで座って待機。ぼーっと山を見て過ごすだけの時間でした。
帰りのバスに乗りながら、接続している電車で帰るか、それとも1時間遅らせて足湯にでも行くかと迷っていたけど、折角ここまで来たんだし、天然温泉の足湯くらい入っていこ!という気になったので、駅から歩いて10分くらいのところにあるもえぎの湯に向かう。
温泉施設で露天風呂もあるらしいけど、そこまで満喫できる時間はないので、足湯だけ。
温泉利用者や町の人は無料で、足湯だけの観光客は100円の利用券を買って入る。
タオルは別の販売機で200円もする。高っ!こんなこともあろうかと、タオルを持参してきてよかった。
脱衣所がないので、無人の休憩所でささっとタイツを脱いで、足湯に入る。足を洗うシャワーとかも付いてないので、衛生的にちょっと気になる。
湯船は広く、私の他にはカップル1組いるだけ。温泉はぬるっとしている。端っこは温めだけど、それでも温泉なのでポカポカしてくる。カップルがいなくなった後、お湯の出口の方に行くと、そこそこ熱い。
鍾乳洞で歩き倒して疲れた脚に束の間の休息を与えます。
電車の時間が迫っていたので、急ぎ足で駅まで戻ります。電車逃すと1時間また待つので。。
帰りの電車も空いていて、また青梅で乗り換えてからは爆睡でした。気が付いたら新宿で、電車も人が増えている。人混みを掻き分けて急いで降りられる自信がなかったので、そのまま乗って終点の東京駅まで行きました。笑
東京駅に用事はないけど、そういえば18切符で降りるのは初めてだなーと思いながら、何気ちゃんと見たことがなかったレンガ造りの駅舎を見に行ってみたりしました。
で、すぐまた山手線に乗る。滞在時間10分くらいでした。
だだ混みの山手線に揺られて、渋谷で降りて、タコベルでケサディーヤを食べて新宿帰りました。笑
そんな感じのゆるい奥多摩滞在でしたが、手厚い定住サービスがあるようなので、気になる方は是非。
この翌日、お金さすがに無くなってきて18切符で6時間半かけて愛知に戻ったので、しばらく旅はお休みの予定です。