青春18きっぷ旅⑨東京都現代美術館&ゲストハウスWASABI
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いい天気!
nuiさんに戻って、使わなかったベッドの上で着替えて、荷物をまとめ、11時チェックアウトだったので、とりあえず共有キッチン・スペースのある6階に避難。共有スペースはやっぱりフロント近くが便利だと思うけど、1階はカフェだし、仕方ないね。
1階に降りて荷物を預けて、とりあえず東京都現代美術館に向かうことにしました。
フロントのスタッフさん風邪なのか声が出ないようだった。休ませて貰えないのかな?
お腹が空いたなーと思ったら、すぐ近くに移動販売の車があり、いい匂いがする。
他にお店あるかもしれないしと、一度はスルーしたものの、天気の良い隅田川を見たら、それ見ながら食べたいな!って気持ちになり、やっぱり戻って購入。チリソースと何かしらの甘いソースはお好みで持って行ってかけて食べるらしい。
ソースをかけると独特のアジアンな味になってオイシカッタ!
思ったより風が強くて、上のパクチーが飛んでいきそうだったのはとんだ誤算でした。
真っ先に全部食べた。
お腹もいっぱいになったので、蔵前から地下鉄に乗らず、3駅分歩いて東京都現代美術館へ。
日差しがキツくてコートを脱いで薄着になると、強風が吹いてきて、寒くてコートを羽織ると風が止むという最悪の天候の中、1時間ちょっとで到着。
立派な美術館。チケット売り場でピクサー展と常設展のセットで1500円を支払う。
ロッカーに荷物をいれて、まずはピクサー展。
写真禁止だったのでお見せできるものはないけど、ピクサーのクリエイター達の変態的なこだわり、膨大な作業量、そして、アーティスト達の発想力、創造力、大好きな映画の背後にあるものを覗くことができて、楽しかったです。初期のショートフィルムとかも、CGのクオリティはもちろん今ほど高くないけど、誰かが傷つくことなく万人にうけるユーモアだったり、話の構成なんかは、ピクサーのスピリットがこの時すでに生まれていたんだなという感じで楽しめました。
モンスターズインク、モンスターズユニバーシティ、トイストーリー1-3、カールじいさんの空飛ぶ家、バグズライフ、カーズ1あたりは個人的に思い入れも強くて何度も観ていることもあって、その背景や裏話なんかはとても面白かった。特にカールじいさんのボツになったシナリオのラフアニメなんか、それですらももう泣けるレベル。笑
人が多くて、あまりゆっくり見れなかったのは残念ですが、仕方ないね。
続いて常設展へ。あまり期待してなかったけど、結構面白かった!
アトリウムプロジェクト
レコードが置かれていないレコードプレーヤーが奏でる音楽
豊嶋康子-口座開設
壁一面の線画かと思いきや、、、
パズルだった
帰りはメトロの乗って10分ほどで、蔵前まで来ました。
nuiさんに預けていた荷物を受け取り、ちょっとがんばって歩いてJR浅草橋に行き、日暮里で乗り換え、今晩の宿があるJR三河島で降ります。
今日泊まるのは、あの高速バス会社vipライナーが始めたというゲストハウスwasabiさん。
去年、お客さんからバスと宿泊がセットになってお得になったりしていいのよ〜と教えて貰ってから、ずっと気になっていました。最近名古屋にも進出して、しかも名駅目の前の超最高立地に建てたらしく…さ、流石大手…と、思っていました。
この日暮里のゲストハウスも、三河島の駅のホームからしの看板が見えるくらい近い。徒歩2分。
日暮里の駅からだとけっこう歩くみたい。
外観はゲストハウスというよりビジネスホテル風。
玄関で備え付けのスリッパに履き替えて、フロントでチェックイン。
予約は公式サイトからしましたが、クレジットで事前決済でした。一泊カプセルタイプの女性ドミで2300円。やっす!!しかも、大浴場つき!!やっす!!大手め!
フロントのスタッフさんもゲストハウスのようなフレンドリーとか雑なイメージよりかは、ビジネスライクに丁寧に対応してくださった。
実際、ゲストハウスといっても、カプセルタイプのドミが男女別にあるのと、個室、そしておまけのように普通の(カプセルじゃない)混合ドミがあるだけなので、従来的なゲストハウスとはちょっと異なる。
部屋の暗証番号やWi-Fiパスワード、各種利用時間が書かれたラミネートの髪を受け取り、二階にある部屋へ向かう。小さめだけどエレベーターついてる!大手!!!
二階の部屋の暗証番号入れて入ると、すぐに大浴場とトイレが両サイドにあり、通路進むと2段のカプセルが20床ほどあり、右奥にはパウダールームもある。作りや雰囲気は完全カプセルホテル!
その一つの下段のベッドが私の寝床。
カプセル内部は思ったより広く、コンセント3つにライト、ハンガーがついている。布団を広げても足元にまだスペースがあるので、国際線機内持ち込みサイズのスーツケースとバックパックみたいな私くらいの荷物なら、そこにおける。通路は広くはないし、普通のカプセルホテルによくあつ荷物用のスペースがあるような案内もなかったので、海外の大きいスーツケースの人は何処に置けばいいんだろ?
貴重品ロッカーは一階にありました
荷ほどきをして、外でささっとご飯を食べて、寒かったのですぐに宿に戻りました。
近くの飲食店はあまり充実してなさそうで、チェーンの牛丼屋、お弁当屋、コンビニ、スーパーくらいしか見当たりませんでした。
デザートに買ってきたチーズケーキを食べるため、一階のテレビのある和室に行きました。
共有ルームなのかどうかわからなかったけど、他の人もいたので、勝手に利用。
紅茶やお茶、味噌汁などは無料であります。その他レンジなども使えるけど、キッチンはスタッフさん用らしいので、自炊はかなり限られる。
紅茶とチーズケーキで1時間ほどまったりしていると、スタッフさんが「今からここ貸切になるので…」と追い出されてしまった。詳しい事情は説明されなかった。
時間も時間だったので、大浴場に入ることに。利用時間は20~23:00の3時間だけ!
(シャワーが別にあり、そっちはいつでもー使えます)
この時間で女性ドミは下の段はほぼほぼ埋まっていましたが、お風呂は人がいなかったので、ラッキー!脱衣所はびっくりするくらい狭いですが、洗い場は広く、シャンプーとボディソープはついていて、お風呂も二つある!
が、一つしかお湯が入っておらず、しかもそれも湯船の半分くらいまでしか入っていない模様。
サウナっぽい部屋も立ち入り禁止。ちょっとケチくさいというか、多分一泊2300円の限界なのかな、と。
途中で1人他の方が来ましたが、まあまあゆっくり入れました。
ゲストハウスというよりやっぱりカプセルホテルなので、他のお客さんと交流というか話すことはない。
脱衣所には鏡や洗面台はないので、洗面用具を持って、パウダールームの方に向かう。そこにドライヤーや化粧品が備え付けてあります。
この部屋の戸は一応防音になってるらしく、閉めればドライヤーいつでも使用OKみたいだけど、普通に基本開けっ放しになっていて、夜中までドライヤーの音ががんがん寝床にまで響いていた。
髪を乾かして、寝床に戻る。ほぼ満室のようで、上の段もカーテンが結構しまっていた。
そう、各カプセルはカーテンも閉められるようになっていて、遮光性もなかなか。
枕元にある通気口からの冷気と列車の音が気になりましたが、まくらで塞いで、耳栓で対応。
それより、女性ドミなのにおっさんみたいな鼾をかく人が近くにいて、うるさすぎた、、
敷布団が薄くて人によっては硬く感じるかもですが、マットレスも貸し出してるみたい。
夜遅いし面倒で借りなかったけど。
そこそこ快眠できました。
翌朝は公式サイトで予約すれば200円で食べられるという朝食をオーダーしてみました。
玄関、フロント前でいただきます。
フロントに代金を払うとお皿が貰え、好きなだけ食べられるというビュッフェスタイル。
といっても、ゆで卵、スクランブルエッグ、エッグサンド、おにぎり、トースト、果物、ヨーグルトしかない。糖質の嵐!!笑
飲み物、味噌汁はフリーであるので、そこからセルフで持ってくる。
外に買いに行くのが面倒な人は利用していいと思うけど、楽しみにするほどのものではないかなという感じです。
チェックアウトはラミネートの紙をフロントに返却するだけ。
スタッフさんは何人かいるようですが、忙しそうで、全く絡めず。
ビジネスのような、カプセルのような、ゲストハウスのような、不思議な宿でした。
どうせバス会社が片手間に始めたゲストハウスだろ、と見くびってましたが、2300円で大浴場ついて駅近でという、この質ならかなりコスパは良いと思います。バスとセットならもっと安くなるみたいだし。
名古屋の方もちょっと気になるので、機会があれば泊まりたいです。