世界ふれあわない街歩き

人見知りの住所不定無職が、ふらふら1人旅をするブログ

弾丸北海道旅行②阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖・釧路


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5/14

この日も晴天。一泊二食付きだったので、朝も昨晩と同じレストランでバイキング。朝はメニューは違うけど、相変わらずボリュームがすごかった。

私がずっと楽しみにしていた乗せ放題の海鮮丼はイクラをアホほど載せて食べられて、美味しかった。

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サラダは昨晩と同じだったけど、焼き魚や煮物、卵料理、パンなどの洋食も充実していて、朝から死ぬほど食べました。昨日ハマったあのチーズがなくて残念でしたが…。

 

お腹がいっぱいになったところで、昨日行けなかった天空スパにも行ってみました。私は水着を持参していましたが、オレンジの湯浴み着は無料(宿泊者以外は300円とかで入れて湯浴み着付き)で、レンタル水着も500円らしい。

 

脱衣所からスパに入るまでは寒すぎて地獄でしたが、湯の中に入れば暖かいし、晴天の下の阿寒湖を一望できるし、最高。昨日の夜入れば星空もきれいだっただろうに、勿体ないことをしてしまった。

写真は撮れなかったけど、人もいないし、景色を独り占めできるし、最高。

 

チェックアウトが10時なので、あんまりゆっくりできなかったけど、半日くらいぼ~っとしていられそうでした。

 

そして、このスパを出て脱衣所まで戻るのも地獄のような寒さでした。脱衣所が何故あんな暑いのか、ようやく意図がわかりました。スパから戻った時は本当ちょうどいい。

 

朝晩の2食ついて、温泉と屋上スパ入りたい放題で一人7千円というのは破格でした。

 

 

 

チェックアウト後は、せっかくなので阿寒湖観光してみることに。

今回利用したOTSレンタカーでもらったクーポンで観光船が10%オフになって、一人1710円。

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近くに足湯とかもある。

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ホテル群。

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この辺に湖畔に愛犬の写真を撮ったり、写真撮りあいっこしてる中華系がいたので、それなりに船も混むのかと思ってたら、乗船場は全然ガラガラ。というか、日本人しかいなかった。中華系はやっぱり買い物と食べ物(カニ)がメインで来てるのかな。

 

船に乗ってみる。

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船の中にWiFiも完備してあるのに、こんなガラガラなのはもったいない。

船尾には外の席もあるけど、普通に寒いので屋内スペースに座ります。

 

船は「まりもの里桟橋」を出て、すぐ近くの「幸運の森桟橋」でまたお客さんを乗せ、ぐるっと湖を一周しながら、途中マリモ展示観察センターにも寄る。

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自動の音声ガイドが日本語で流れて(他言語はテレビモニターに映ってるっぽい)、阿寒湖の自然や地形などを学びながら、ゆったりできます。ゆったりしすぎて、私は途中寝ました。笑

 

マリモ展示観察センターでは、マリモの生態や成長の仕方、どういう環境下で生まれるのかなど一通り説明されていて、生(?)のマリモもたくさん見られます。触ってみたかった…

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マリモが年月をかけて大きくなり、波にもまれて丸くなって、一定年数経つと崩壊してしまい、また1から丸い形になり始めるというサイクルがあるのは、初めて知った。神秘。

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ここからも景色が綺麗。


 

80分の阿寒湖クルージングを終え、まりもの里桟橋に戻ってきました。

ゆっくりできるし、フォトジェニックな風景続くし、Wifiあるし、個人的にはよかったなぁと思うけど、買い物や食事が目的できてる中華系旅行者には、確かにウケないかも。笑

 

 

船に乗る前に見て気になっていた、白い恋人ソフトクリームを食べて、次は屈斜路湖に向かいます。

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ちなみにミックスを食べたけど、白い部分(バニラ)のが白い恋人風な味というか濃さがあって個人的に美味しかった。笑




 車に乗って次の目的地の屈斜路湖へ。


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景色が本日もきれい。


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雪がちょいちょい残る山々。


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果てしない。。。


すれ違うのはやたらデカい農業用のトラクター(?)のみ。

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1時間ちょっと走ると、見えてきました屈斜路湖。砂湯と書かれたところで車を停めて降ります。

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ここは、湖は普通に冷たいのに、湖のすぐそばの砂場を掘ると、地下から暖かい温泉が湧いているという場所。

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売店の前に足湯もあります。

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観光客が一心不乱に砂を掘って、穴ぼこだらけになっている砂場。

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その穴ぼこに入っている水に手を入れてみると、確かに温かい、というか熱い!

 

湖の表面の水は普通なのに、すぐ下にこんな暑い湯が沸いてるとは不思議。

火山活動によってできたカルデラ湖ならではの構造。

 

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阿寒湖より23倍?くらい大きいので、景色もかなり雄大です。


売店の前にはクッシーがいる。

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湖畔でしばらくまったりして、次の摩周湖に向かいました。

 



相変わらず対向車も前後も誰もいない道を走っていると、突然不思議な光景が目に飛び込んできました。

 

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黄色い、煙がモクモクと立っている…山??崖…?

 

何なのかわからず、前後に車がいないのを確認して車を止めてもらって、写真を撮る。

 

少し走ると、「アトサヌプリ(硫黄山)」という看板があり、好奇心と興味の赴くままにそっちへ行ってみる。

 

入り口を見ると、駐車料金500円となっていて、ケチな私はえ~高い帰ろうとか言ってしまったんですが、G氏はもう引き返せないし、見てこうよと言うので、そのまま直進。

駐車場のおじちゃんに500円払うと、この硫黄山摩周湖の共通の駐車券で500円ですよとおっしゃったので、2か所分で500円ならまあいいだろうと、ケチならではのみみっちい計算をした。笑

 

駐車料金というより、自然の管理保護に使われる入場料みたいなものだと思えば、全然高くないよね(と、今になって思う。)

 

車を停めると、ちょうど先ほど屈斜路湖にもいた外国人観光客を乗せた観光バスも到着してしまい、やたら人口密度が高くなってしまった。


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黄山は近くに行けば行くほど、鼻がひん曲がりそうなほどの硫黄州が漂う。匂いに敏感な私はそうそうに鼻呼吸ができなくなりました。

 

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地下から噴出する硫黄によって、山肌が黄色になっている模様。


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観光客が立ち入れるゾーンにも、小さく噴出してるところがあって、熱い蒸気(100度くらいあるらしい)がもくもく出ているので、小さい子供とか野放しにすると危ないと思う。

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ちなみにこの硫黄山側から見る反対側の景色も雄大で、遠くに見える山まで何もない。

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改めて自然の造形は全てがアートだなぁと思う。

 

駐車場の近くにある売店では、ここの名物らしい蒸し卵や、アイスなどが売ってる。

朝をバイキングで食べすぎた私たちは、お昼過ぎてもなお全然お腹が空かないので、何も食べなかったけどね。気温も結構上がってきていたので、普通にアイス食べたかったな。(朝もう食べちゃったから我慢した。)

 


鼻の奥にずっと硫黄の臭いが残って気持ち悪かったけど、車にまた乗ってしばらくすると、楽になった。

また走り続けて、最後の湖、摩周湖に向かう。

 




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直線道路ェ…



 

山道を登り、3つ展望台があるうちの一つ、第二展望台に到着。駐車場からは登ってきたはるか向こうの平地が見渡せる。

 

路肩に残っている雪、固まってるのかと思って(無知)、普通にスニーカーで乗ろうとしたら、存外ふっかふかの雪で、思いっきり足が雪に飲み込まれました。靴に雪入って冷たかった。。

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行動が完全に小2男子。

 

 

靴に入った雪を払いながら、階段を上ると、展望台に到着。

と、同時に信じられないくらい濃い青色の湖が目に飛び込んでくる。

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本当に湖なのか!?藍色のペンキでは?!っていうくらい、濃い。


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見たことないほどの色。透明度が30mとかあるらしい、かなりきれいな湖。

 

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あまりにもきれいすぎて、ヒョエーとかホエーとか変な声しか出てこない。



柵を超えるとすぐに崖になっていて、湖まで数百メートル真っ逆さまに落ちられそうだったけど、思考回路が小2だったので、とりあえず柵とか乗るよね。

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これを撮ってくれたG氏の方がハラハラしてた。(私がどんくさいの知ってるから)

 

 


次は第一展望台。こっちでは、さっき硫黄山でもらった駐車券を見せると、そのまま停めさせてもらえる。

こっちは売店が併設されていて、観光バスの団体観光客が大量に押し寄せています。

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第二の方が人が少なくて、ゆっくり見られるかも。

 

ここに着いた頃には15時を回っていたけど、ここでようやく少しだけお腹が空いたので、カニのさつま揚げとチーズカレーパンを食べる。美味。

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摩周湖を見納めて、ここから一気に釧路まで南下して行きます。

ここも下道で行ったんですが、ナビの次の案内まで60キロ道なりとかあって笑いました。

 





このあたりの道はさすが大きい街に行く道だからか、対向車線や周りに車がいました。

 

 

スーパーや家電量販店なんかが見えてきて、なんか久々に町にきたな、という感じ。(1日しか経ってないけど。)

 

本日はラビスタ釧路川というホテルに宿泊。ドーミーインとかやってる会社が持ってる温泉付きのビジネス以上、シティ未満なホテル。

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窓から釧路川が見えます。


部屋はでも思ってたより広くて、心地よかったです。部屋にはちなみに湯船がないシャワーだけ。

 

温泉は最上階にあって、広くはないけど露天風呂もあって、清潔でした。

お風呂でたところに漫画コーナー(プライド読みたかったけど時間なかった!)と、休憩スペースがある。カツゲンという北海道にしか売っていない乳酸菌飲料が飲み放題なのもうれしい。

 



 

晩御飯は近くの繁華街を歩いて決めようということになったんですが、繁華街が思ってたほど栄えてない(失礼)し、歩いてる人もいないので、思わずコンビニの店員さんに確認したほど。笑

時間帯が時間帯だけに、出勤前のキャバ嬢とかだけはたくさんいた。

 

海沿いなのに、昨日の阿寒を歩いた時より、釧路の方が寒く感じました。風のせいかな。

 

ネットで調べて行きたいと思った店が閉まっていたので、その隣にある居酒屋に入りました。

地元の人と思われる人たちでにぎわっていて、そのためか、オーダー忘れられたり、なかなか料理が来なかったりしましたが、鮭やホッケを目の前で焼いてもらって、塩麹ザンギやモツ煮なんかも美味しかったです。

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カウンターに座りながら、何故か釧路にいるのに、テレビでやっていたブラタモリで横浜の地形と歴史について謎に学んだ。笑

 

ホテルに戻ってお風呂入って、無料サービスの夜鳴きそばを食べに一階へ行きました。

あっさり醤油のミニラーメン。太るわ~とか言いながら完食。

夜遅くに食べる炭水化物はなぜこうも美味しいんでしょうね。

 

部屋に戻って、先日のイッテQの出川のはじめてのおつかいを見て爆笑しながら、気づいたら就寝。

出川イングリッシュ面白すぎたな…アイツタワー、デンジライオン、ドゥーユーノーマネー、、、