世界ふれあわない街歩き

人見知りの住所不定無職が、ふらふら1人旅をするブログ

弾丸北海道旅行①関空→新千歳→道東

弾丸北海道旅行記

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こんにちは。

 

今回は(一時的に)ニートではなくなった私が、一人旅ではなく他の人と旅をする記事になるので、ブログの説明と言ってること全然違うじゃんって感じですが、ふれあわない街歩きは健在だと思うので、一応書いておきます。

 

 

 

 

5/12

昨晩やたら時間かかったパッキングに加え、夜中に仕事でバタバタすることがあったので、若干寝不足のまま、旅行の荷物と一緒に四条通り下ったところにある店舗に出勤。普通に仕事を終えて、関空に向かう予定。フライトが翌日の早朝7時発なので、始発だとギリギリ間に合わないので、今回も前乗り空港泊です。

 

 

空港行く前にノリでエステに行ったんだけど、エスティシャンの人が同い年でノリよくて、めっちゃ面白かったので、今度飲みに行くことにした。笑

途中営業トークそっちのけでお互いのいろんな話をしてた。周りのお客さんが美容意識高い話をしてる中、旅の話とか保険の話とかお金の話とか、初対面とは思えないやたらディープなお話だった。笑

浮腫みがとれてスッキリして、シャワーも浴びさせてもらえたので、そのまま阪急の烏丸駅に向かいます。

 

 

今回は初めて「関空アクセスきっぷ」というものを利用してみます。

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京都方面から阪急、地下鉄、南海使って関空に行くと、通常1600円かかるのが、特定の駅乗り換えのセット切符なら1230円になるというもの。烏丸駅では窓口でのみ販売。

京都の駅窓口はやたら混んでる。外人さんが券売機で切符買えなくて集まるので。。

 

台紙の中に、阪急と地下鉄の連絡切符、南海の切符が入っています。

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乗り換えは、淡路で阪急堺筋線天神橋筋六丁目で大阪地下鉄、天下茶屋で南海に乗る限られてるけど、安く行けるならそれに越したことはない。

 

ラッシュと重なってしまい、混み合う電車を乗り継ぐこと約2時間…

関空に到着したのは夜10時過ぎ。いつも変な時間にしか乗らないから知らなかったけど、普通に関空に用がある人以外も乗るんだねえ。。。南海の電車で食べられるかなと思って大丸の地下で買ったお弁当を、結局空港に着いてから食べた。

 

 

 

 

そして、つい先日他の人のブログの記事で知った、KIX-ITMカードというものを昨日申し込んでいたので、案内所でそれを受け取りに行った。

関空と伊丹で使える、年会費発行手数料無料のポイントカードで、関空では出発、到着でそれぞれ10ポイントが貯まり、それで関空のラウンジ(普通に使うと30分300円とかかかる)のが無料になったり、マイルに換えられたり、ポイントなくても、カード提示でラウンジ50%オフになったり、お店で割引があったり、本当なんで今までこれ持ってなかったんだろう…というくらい超お得カード。

 

去年からもう数え切れないくらい関空利用してるので、その分含められたら、何時間ラウンジ無料になっていたことか…。もうこの旅行以降関空はしばらく使う予定ないのですが、3年はポイント有効だし、とりあえずネットで申し込んでみました。

 

案内所で受付番号が書かれたスクリーンショットを見せれば即発行してもらえ、(当日カウンターでも申し込み可!)カード裏にサインを書けばもう使えます。第一ターミナルのカウンターは23時までで、結構ギリギリの時間だったけど、職員のお姉さんが丁寧に使い方を教えてくれました。ちなみに、第二ターミナルの案内所は24時間営業してる。

 

早速ラウンジ使いたいところでしたが、時間も遅いし、シャワーも浴びてきちゃったので、普通に今晩の寝床を探しにいきました。

 

 

 

いつも4階の出発ロビーのタイ航空の前あたりがちょっと暗くて人いなくて好きだったんですが、安全のためなのか、照明は落ちなくなり、ベンチも固定されて動かせなくなっていたので、ちょっと不便になってた。

 

 

あとは、3階とか2階のエスカレーター下のベンチも好きなんですが、そこは人気で多分この時間空いてないだろうと思い、仕方なくいつもの場所に荷物を広げる。

 

 

向かい合って固定されているベンチは距離が近いので、他の人が向かいに来ると、めっちゃパーソナルスペース侵されてる感がある。ベンチでパソコンで諸々作業してても、向かいの台湾人のカップルが座ってしばらくお喋りしてて、声とか音とかめっちゃ気になる。本当もう少しベンチ離してほしい。。

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朝撮った写真だけど、わかるかな、この絶妙な距離感。

夜中12時過ぎに警備員のお兄さんが見回りに来た時も、ここは3人グループですか?って聞かれた。笑

いや、知らん人達ですよって言ったら何か笑ってた。この距離感は確かに1グループ見える。

私は何時の飛行機ですか〜とか荷物の盗難気をつけてね〜と言われ、向かいの台湾人のカップルはパスポート提示を求められてた。

 

途中でカップルがどっか行ったので、しばらく静かになって、荷物を枕にして、簡易寝袋、耳栓、マスク、アイマスク装備で横になる。

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空港泊や夜行バスに欠かせない三種の神器です。

 

 

関空のベンチは寝心地いいし、綺麗だし、女1人とかでもー安全だし、本当最高。海外の空港じゃこんな安心して眠れない。

空港の向かいのホテル内にあるエアロプラザには、無料の毛布貸して貰える待合室やシャワーなんかもあるし、世界一快適な空港なんじゃなかろうか。エアロプラザは大陸の方々が多くてうるさいらしいので、私は利用しないですが。

 

そのまま5時間半ちょっと普通に爆睡。よく寝た!笑

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ほんでもって朝日が眩しい!!!!

 

 

 

 

3階のトイレが新しくて広くて綺麗なので、そこで顔洗って化粧して、6時くらいに第二ターミナルに向かう。

 

朝一は便が多いからか、第二ターミナル行きのバス停は行列ができていた。またギリギリになるな〜と思いながらも、バスの本数も多いので、6時15分には第二ターミナル到着。機械でセルフチェックインするんだけど、iPadのスクショした予約バーコードは絶対読み取ってくれない。な・ん・で!!!!(毎回これで焦る。)

普通に予約番号をいつも手入力してる気がします。

 

 

7:20出発なので、思ったより時間に余裕がある。国際、国内チェックインカウンターの間にある数少ないベンチで荷物を詰め直す。手荷物10キロまでなのに、11キロいってしまったので、前回手荷物の重さをチェックされたのを思い出し、身につけられるものを身につけて、カバンの重さを軽くして改めて保安検査へ行った。

 

なのに!!

なのに!!!!

 

こんな用意周到に準備したのに、荷物の重さ計られなかった!!笑

 

 

朝のラッシュで混んでいたからなのかなぁ。無駄に着込んだりして暑かっただけでした。笑

 

保安検査場抜けて、待合室の左側にあるKIX-ITMカードのポイント発行機械で、無事にフライトポイントつけて貰った。カード入れて、搭乗券スキャンして、タッチパネルでアンケート(行き先と目的、関空までの交通手段など)に答えるだけです。ああ〜もっと早くにこのカードを知っていたかった。

 

 

 

7時代前半のフライトが多くて、新千歳行きの案内を聞き漏らしていたようで、待合室で、まったりしていたら新千歳行きのファイナルコールの案内が流れて、焦って走って搭乗口へ向かう。危ない。。。

 

 

搭乗口から移動バスに乗るのは私が最後で、うわ〜遅くなって迷惑かけてしまったな〜と思ってたけど、私が飛行機に乗ってからしばらくして、もう1,2組来てたから、私がラストではなかったみたい。

 

 

定刻よりやや遅れてテイクオフ。

2時間であっという間に北の大地、北海道は新千歳空港に到着。

京都から関空に電車で行くのと、関空から新千歳に飛行機で行くのにかかる時間が同じっていう。

京都遠い!!いい加減京都に空港必要でしょ。

 

 

 

 

2時間ちょっとのフライトを終え、ほぼ定刻通りの9時過ぎに新千歳空港に到着。今回同行する旅仲間(?)のG氏とは空港で合流しました。

車もすでに借りていてくれたので、空港の中も見ないまま、そのまま車に乗って、帯広・釧路方面に向かう。

 

5月中旬の新千歳、気温がどうなのか不安でしたが、やっぱり大阪で着ていた恰好(長袖Tシャツ1枚)は寒い。カーディガン羽織っても少し肌寒いくらいでした。(それでも阿寒湖とか東の内陸部、釧路よりは暖かかった気がします。)

 

とりあえず今回宿は取ってあるものの、基本的に何も計画してなかった私たち。何を見たいかとかを決め、まずは帯広で降りて、名物の豚丼を昼に食べようということに決定。

 

高速からの景色がすでに雄大。スケールが桁違い。

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途中一回だけPAで休憩したけど、そこは唯一?売店があった。じゃがいものおやつで小腹を満たす。他のPAはトイレしかなかったので、ラッキーでした。

 

高速は制限70キロで、しかも追い越し車線がしばらくないことも多いので、割とまったり。3時間近く走り続けて、ようやく帯広に到着。高速降りる時何故かETCが反応してくれず、ヒヤッとしました。原因は不明らしい。

 

来る途中で調べた中で帯広豚丼の人気ランキング一位の「とん田」の行列に並んでみる。平日の昼間にも関わらず、前には45組は並んでいる。ちなみに駐車場は小さいので、近くのスーパーに停めさせてもらいました。(もちろん後で買い物したよ!)

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メニューはバラ、ロース、ヒレと、バラとロースのミックス。私は脂が苦手なのでヒレ、G氏はバラロースを注文。店内に案内されてからは割とすぐ、豚丼がでてきました。みそ汁とおしんこ付き。


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ヒレ、ロース、バラ、みんな違ってみんないい。


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全部それぞれの良さがあっておいしいというか、タレが最強。

 

ボリュームたっぷりですが、重くないのでさらさら食べてしまった。太る。

 

さあ、次はどこへ行こうか?となっても、優柔不断な二人がいたところで特に決められないので、今晩泊まる阿寒湖ホテルを目指してみることに。

 

下道で行くんですが、ナビの次の案内まで20キロとか30キロ道なりっていうのがザラ。

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対向車も前後もなく、牛や馬としかすれ違わないこともザラ。


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改めて北海道の大きさを感じる…。

 

あと、道路の上に赤と白の下向きの矢印が一定の間隔で付いてて、何だろうと思っていたら、冬の間雪が積もって道路の端っこがどこかわからなくなっちゃうから、その目印だよとG氏が教えてくれた。

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なるほど…!5月でさすがに路面に雪は残っていなかったけど、山の方だと日陰の部分には少しまだ積もった雪が残っていた。

 

途中、足寄(あしょろ)町という全国で一番面積が大きい「町」の道の駅にぶらっと立ち寄ってみました。松山千春はここの出身みたいで、やたらでかいフキ持って立つ姿のポスターが貼られていた。


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ちょっと妖精感あって笑う。


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ごり押しの嵐。


そこの売店で見たオンネトーという湖のポストカードがあまりにきれいだったので、行きたいなと思ったら、ちょうど阿寒湖に向かう途中にあるみたいなので、急遽寄ってみることに決定。

 

230分ほど走ると山の中に入り、急に信じられないくらい美しいエメラルドブルーが木々の間から見えてくる。山の中に急に沖縄とか南国の海が現れたみたいな、青。

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光の当たり方なんかにもよって、色が変わるらしい。湖の奥には中腹に雪を残す雌阿寒岳と阿寒富士が聳え立ち、まさに秘境の絶景。

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人も全然いないので、こんな美しい景色を独り占めできるのは本当贅沢。たまたま立ち寄っただけだったけど、これを旅の目的にしてもいいくらい美しい景色でした。

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湖の近くにはまだ雪も残る。

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景色をしばらく堪能した後は、いよいよ阿寒湖に向かう。

 


今回泊まったニュー阿寒ホテルシャングリラはいかにも昭和というか、装飾とか若干バブリーな香り漂う感じの造りでした。ロビーとかもとても広い。

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利用者は中国系の団体旅行客が9割、って感じ。お部屋に案内してくれた従業員も若い中華系の研修生?で、まだ日本語に自信がなさそうで、付き添いの先輩もいた。お客さんがこれだけ中華系ばっかりだと、その方が都合がいいのかもしれない。日本にあるのに、迎える人も来る人も日本人じゃない、って今の観光地あるあるなのかな。京都もそんな傾向あるよね。薬局とかに日本語通じる店員いないのとかやめてほしい。

 

それはさておき、部屋の中は一般的な感じでしたが、かなり広い。

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阿寒湖が見渡せる。

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そしてスーパーファミコンがついていたのが地味にテンションあがりました。操作に慣れず惨敗したけど。

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夜ごはんはバイキングが宿泊料金に入っていたので、阿寒湖を見渡せる一階のレストランで食べました。バイキングの食べ物の種類が思ってたより多くてびっくりしました。食いしん坊二人いても全種類制覇も難しいレベル。

カニは剥くのが面倒なので食べなかったけど、周りの中華系はやたらカニばっか食べてました。あとは、メインとなるものだけでも、お寿司、ジンギスカン、ステーキ、などなど。煮物も美味しかったし、カレーも3種類くらいあったし、サラダもちゃんと充実してるし、厚切りベーコンやウインナー、鯛飯やサーモン、じゃがいもを使った料理などなど、本当今まで行ったバイキングで一番種類多かった!デザートも一口サイズのケーキ数種類、ソフトクリーム、ゼリー、桜餅、フルーツなどなど…種類も多いし、普通に美味しい!

 

色々あったけど、個人的ヒットは道産チーズでした。ブルーチーズが最高。

 

周りの中華系がうるさいことや、彼らがマナーが守れないので列に割り込んだり、一度自分の皿に乗せた食材を戻してしまうこと以外を除けば最高でした。

 

食後は天空スパ(屋上にある、水着・湯浴み着で入る温泉)に行こうと思ってたのに、コンビニ(24時間やってないセイコーマート。笑)に買い物に行って、スーファミやって疲れてちょっと横になったら23時を過ぎていて、スパはもう閉まってました。残念。笑

 

温泉は朝までノンストップで開いているので、そっちだけ入りました。温泉は単純温泉で、源泉は50度とかで高いみたい。内湯と露天風呂があって、とにかく広い。

消毒臭いこともなく、時間も時間だからか人も少なくて、かなりゆっくりできました。中華系の人らは温泉入らないのか、一度も見なかった。

 

温泉から出た後、脱衣所が暑いので体がなかなか冷えずに大変でした。G氏は暑すぎてホテルの外(たぶん10度もない)に行ってたそうで、野キツネに遭遇してかわいかったと嬉しそうに語ってました。笑

私は車で走ってる最中に、路肩にいるキツネを一瞬見ただけでした。もっと見たかったな~。かわいい。

 

そんなこんなで、明日はどこに行くか決めないまま、この日は就寝。