世界ふれあわない街歩き

人見知りの住所不定無職が、ふらふら1人旅をするブログ

与論島一人旅2016春① 大阪→鹿児島→与論島

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定職に就いてない分旅をよくしてはいるんですが、自分の価値観が変わるような出会いや経験だったり、心が揺さぶられるような景色に出会うことは、そんなに多くはありません。
 
ずっと行きたかったヨロン。百合ヶ浜が見たくていうか、ふらっと5泊しに行ってみましたが、忘れられない旅になりました。
 
4/20 (1日目)
午後3時過ぎにマカオ経由してタイから帰国して関空第1ターミナルに到着。10日のバンコク滞在の後なので、普通に寒く感じる。
 
与論島の宿にWi-Fiがないらしいので、関空プリペイドSIM買っていくか迷ったけど、1Gで3000円とか、15日で1日あたり200MBまでで3500円とか、思ったより高い。タイの500MBで600円とか、一週間2Gで1000円とかそういう物価に慣れすぎて、より高く思えてしまい、断念。
 
お金下ろしたり、晩御飯買ったり、調べものしたり、ばたばたしてたらあっという間に鹿児島に向かう便の出発45分前。焦って駆け足で第二ターミナル行きのバスに飛び乗る。10分は掛からなかったと思うけど、焦ってるので、もっと飛ばせるやろ!!と内心切れていた。時間管理ができない自分のせいなのに。。。
 
関空第二ターミナルはLCCのピーチ専用。オマケのようなショップがいくつかあるだけで、プレハブ小屋的な、かーなーり、簡素な造りです。
ギリギリでチェックインに間にあった。タイからそのまま持ってきているスーツケースを預けて、保安検査へ。そこで、手荷物10キロ以内か全員調べられた!初めて。調べられることあるんだね。。。8キロくらいでセーフだった。帰りはジェットスターなので、もう少し手荷物減らさねば。
 
待合スペースは、深夜バスの待合所みたいな雰囲気。旅のワクワク感より、疲労感や急いでいる感なんかが目立つ。座る場所も少なく、壁際に靠れるしかない。
(時間がなかったので写真はないですが…)
 
出発の15分前くらいに鹿児島便の窓際席の人達が搭乗し、その後他の人も乗るというスタイル。これはとても効率良いよね。他の航空会社も真似していいと思うんだけど。
 
席の指定はしなかったので、今回も真ん中。だけど、通路側が空席だったので、しれっと移動。
ほぼ定刻通り19時にテイクオフしたし、客層もうるさいとかなく、機内で持ち込んだ牛丼食べても何も言われなかったどころか、ゴミ持ち帰ろう思ったけどわざわざ回収して片付けてくれて、有難かったです。鹿児島までの1時間ちょっと、短い時間でしたが、荷物預け込みで6900円。荷物も無事に早く出てきたし、満足です。
 
この日は鹿児島空港近くのビジネスホテル伊佐さんに宿泊。電話したら送迎もしてくれる。
チェックイン済ませて、部屋までスタッフさんが荷物を運んでくださいました。
部屋は個室でトイレバスつき。ビジネスホテルっていうかは、社員寮とか研修所みたいな雰囲気。
壁にシールが貼ってあったり、雰囲気は今までにないタイプで面白かった。
テレビ、ポット、冷蔵庫、机もついてるし、布団もふわふわで、快適に過ごせた。
お風呂がトイレと別っていうのも嬉しいね。久々にゆっくりシャワー浴びました。
 
 
 
 
 
4/21 (2日目)
鹿児島は雨!与論島行きの便は11:30とかでしたが、宿の送迎は1番遅いので9時らしいので、9時に空港に送っていただいた。印象よかったので、帰りも同じ宿を利用させてもらいます。
 
ちょっと早めにJALカウンターでチェックイン。今回は貯まっていたマイルで往復航空券を交換しました。久々にちゃんと活用できた、、!普通に買ったら片道2万、3万円ちょいするもんね。。高い。それだったら船で行くつもりだった。
 
特に何もないけど、お土産とWi-Fiは充実している鹿児島空港をウロウロして、朝ごはん適当に買って食べて、余裕を持ってゲートに向かう。
 
保安検査場でカードをピッとかざすと、座席番号とか書かれたレシートが出てきます。メールにも届くけど。
 
ゲートに着くと、「当機は現地視界不良のため、与論空港に着陸できない可能性があります。その場合は鹿児島空港に引き返すか、宮崎空港に行きます」という旨のアナウンスが。今言われても!!!
 
そんな言われても仕方ないし、とりあえず乗る。ちなみに後で知ったけど、こういう「条件付」のフライトになると、もし着陸できなかった時はキャンセル料出ないし、宿の手配とかも自力らしい、、リスク高くない?定価だと3万円近くするのに。。。
 
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JACのプロペラ機が目と鼻の先にあるのに、ゲートから飛行機まで観光バスに乗せられた!!普通の空港の輸送バスでいいよ!ていうか歩けるよ!笑
 
小さい機体でしたが、乗客は半分くらい。隣もいなくて、ゆったり。
1時間ちょっとのフライトで、飲み物だけ出ました。サンドイッチくらい出ると思ってたけど、なかった!別にお腹空いてなかったからいいけど。CAさんお手製の与論島オススメマップをいただいたり、配慮とか話し方とか、その辺は流石の接客クオリティ〜。たまには日系航空会社のサービスも良いね!昔は押し付けがましいサービスが逆に嫌だったけど、久々に使うと丁度いい。

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与論島空港が近づくと、晴れている!予報は雨だったのに!海が綺麗でテンションもだだ上がり。
空港に降り立つと、初夏のようなカラッとした暖かい空気に包まれる。
飛行機を降りて、歩いて空港の建物に向かう。今までに見た空港で1番小さいかも。
預けた荷物はベルトコンベアから取るんじゃなくて、スタッフさんがなんかほぼ手作業で台に置いてくれる。
 
荷物受け取って空港を出ると、今回お世話になる民宿の明星荘の看板を持ったお姉さんを発見。
車に乗り、宿まで送ってもらう。車で10、15分くらい。思ったより島大きいみたい。
 
民宿はレトロな雰囲気の建物。古い建物のにおいがする。

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お茶とお菓子をいただきながらチェックインを済ませ、昨日までタイに居たんですーなんていう話で盛り上がる。そして、館内案内。一階にタオル、シャワー、200円で使える洗濯機、トイレ、ポット、コップがある。二階は客室とトイレ。

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ロビー

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 部屋は6畳の和室。テレビ、エアコン、机、ドライヤー、歯ブラシ、お布団があり、洗面台もついてる。窓からは薄っすらと海が見える。

スタッフさんといい、部屋の感じといい、ザ民宿って感じの雰囲気。
 
今日も百合が浜出るよとスタッフさんに教えて貰ったので、オススメされた送迎付きのタンディマリンさんに電話。あと20分ほどで来れるとのこと。とりあえず中を水着に着替えて待つ。
 
一階に下りると、女性がもう1人チェックイン中だった。その方も同じ飛行機だったらしく、百合が浜に行きたいと言うので、一緒に行くことに。
 
結局40分ほどしておっちゃんが迎えに来てくれて、バンに乗ってビーチへ。百合が浜送迎2000円と、百合が浜とウミガメツアー3500円のコースがあり、とりあえず百合が浜だけを選択して支払う。
 
海の方へ歩くと、信じられないくらい綺麗なブルーが出迎えてくれました。
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テンションあがる!!グラスボートに乗って、いざ、百合が浜へ。

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10分ちょいで到着したものの、タイミングがやはり遅かったようで、もう直径数メートルしかない百合が浜!!ちっちゃ!!
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それでも、飛行機から一緒のおかあちゃんと貸切の百合が浜!!テンションブチ上がる!!
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写真撮りっこして、貝を拾って、ワーワー言ってる間に浜は消えてしまった。笑
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それでも遠浅なので、しばらくバシャバシャ遊んでましたが、潮の流れも速いし、すぐ満ちてきたので、おかあちゃんの案でウミガメツアーにも行くことに。
 
船にまた乗って、珊瑚のある方に案内してもらう。お魚も色々見えた!船のおっちゃんが漁師なので、魚も珊瑚も全部説明して貰える。
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百合ヶ浜周りの浅瀬の砂場と、岩とかサンゴがある深いところは色がくっきり異なる。
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岩のうえ。グラスボートの底で魚が見える。
 
ウミガメも5,6匹は見えました。
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アカウミガメ、アオウミガメ、ベッコウの三種が生息してるらしく。アオウミガメとベッコウは見えた。おっちゃんがすぐ見分ける。しっぽの長さでオスメスも判断できる。目良い。
 
たぶんうちの祖母よりちょい歳下くらいのおかあちゃん、かなりテンション高くてフレンドリーで、友達みたいに一緒にはしゃぎ倒しました。笑
 
しかも、こっちが誘ったんだから〜、と私のツアー代まで奢っていただいちゃって…本当ありがとうございます。
 
ビーチに戻り、おっちゃんが右側の通路の方行けば、百合が浜って書かれたボードあるから写真撮っていきなと仰るので、その通りしようとしたら、何処からともなくおばあが出てきて、写真を撮ってくれた。ありがたいなー思ってたら、ボードがある通路にある露店のおばあだったみたいで、そのまま店に引き込まれた。笑
写真撮って貰って何も買わないのは申し訳ないという心理を突いてくる商法らしい。海で拾った貝とかのグッズ売ってる。お茶とかも出される。結局私は何も買わなかったけど。鋼の心、、
強引にお客にしようとしてくるおばあに捕まりたくなければ、ビーチから向かって左側、駐車場から向かって右の通路を歩くと安心です。笑
 
帰る直前、タンディマリンのおっちゃんが別の島んちゅのおじさんと話してる時、初めてヨロン語を聞いたんだけど、これがまた全然わからない!!鹿児島弁とも琉球言語とも似てるようで全く似ていない、完全に別の言語なの。独特。昔何かの本で、昔薩摩の支配下にあった時とか、現地へ出稼ぎに出てたヨロン人が言語で差別にあっていたという話を読んだ記憶があって、そんな違う言語なのか〜と思ってたけど、予想をかなり上回る独自性。文字もあるのかな〜言語人口はどれくらいなのかな〜奄美の他の言語に似てるのかな〜何か研究とかないのかな〜と、興味が次から次へと湧いて出る。笑
 
宿に置いてあったヨロン語辞典見ても、ご覧の通りわけわかめ
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一旦海を離れて宿まで送ってもらい、おかあちゃんと一旦解散。
 
 
荷物整理して、折角晴れてるのでその辺をお散歩に。
 
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宿を出てすぐ右側、大金久海岸の方見ると、海が見える!!
 

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すぐ近くにコンビニと呼ばれるかめや商店があります。食材とか割と揃う。

 

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赤崎海岸の方に歩いてみる。

 
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途中にいたネッコ。(後ろ姿)

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別のねっこ。

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子ヤッギ。

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ヤッギ。

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うひょおきれい。

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岩場を歩いてぐるりと2キロくらい歩く。

 

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再会した白ぬっこ。

 

 

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波風でくり抜かれた岩。
ここをくぐると良いことがあるらしいということを知るのは、4日後。。
 
海を見るとジャンプ写真撮りたくなるよね。歳をとっても。
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失敗しまくった。笑

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3時間くらい赤崎海岸から大金久海岸を歩いて宿の方に戻ると、ちょうどおかあちゃんと再会。地元のお祭りに参加してたらしい。私も行きたかったー!
 
明星荘の目の前にあるレストラン福家さんで晩御飯。マンゴーの入ったカレーが衝撃!おいしい!ボリュームもやばい!(写真撮り忘れ)
お通しの島野菜も、リクエストで作ってもらったもずくそうめんも、めちゃくちゃ美味しかった!!
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宿戻って洗濯したかったけど、もう疲れてたので、シャワー浴びて、布団敷いて寝ました。
Wi-Fiがない夜って、本当数年ぶりでした。