世界ふれあわない街歩き

人見知りの住所不定無職が、ふらふら1人旅をするブログ

青春18切符旅④博多→別府 via湯布院



3/5 土曜日
今日は変な夢を見ずに起きた。
ただし前日のなでしこの敗戦を受け、気持ちが萎んでいる。

共有キッチンで朝ごはんを作って食べて、来週の宿などをとりあえず色々調べてみる。10日までに大阪に辿りつければいいので、色んなオプションがある。でももう12時間の移動はしんどいので、どうか細切れに移動したい。

昔誰かにもらって美味しかった博多通りもんというお土産のお菓子を買ったのと、暑くてただただ荷物になっているマフラーとネックウォーマー(首の防寒具が2つある意味もそもそも謎)のせいで、バックパックがどんどん大きくなっている気が…

荷物まとめて、部屋の掃除をして、10時チェックアウト。ちょっと共有キッチンでWiFi使わせてもらってから、出発!

笹原駅に行き来する間、毎回通る度に気になっていたラーメン屋さんに寄って腹ごしらえ。
暖簾の文字が「いラーメン」に見えるので、井尻駅に近いからかな?と思ったら「、、(テンテン)ラーメン」という名前でした。
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オープン直後なのに、もう満席で少しだけ外で待った。今日も暖かいから全然苦じゃない。
かた麺のもやしラーメン(600円)と名物らしいタコ飯(200円)を注文。
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タコ飯はタコの味が濃いけど、割と普通でした。笑
ラーメンが個人的にツボでした。とんこつで濃い〜けど、重たくない。丁度いい。
麺の固さも、1番好きなやつ。丁度いい。
替え玉百円だし食べたかったけど、タコ飯食べちゃったからやめた。

おばちゃんとおじちゃんがとても愛想良くて、近かったら絶対通ってたなと思う。笑

笹原駅で18切符に今日のスタンプを押してもらい、鹿児島線廿日市で快速に乗り換えて、久留米で久大本線に乗り換えて、まずは湯布院まで約3時間。

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電車がレトロ。
景色がどんどん長閑になっていく。アスファルトが減って、家と家の間が広くなっていって、田んぼや畑が増えて、山が見え出して、トンネルも増えていく。温泉地に向かう途中って、大抵こういう感じ。

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湯布院では乗り換え50分あるので、途中下車してぶらぶら歩く。

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由布岳がきれい!
駅前とかは市のフリーWiFiが飛んでる。有能。

駅前は特にお土産屋くらいしかなかった。歩いていたらちょっと暑くなってきてアイスクリームを探していたけど、冬だからかやってないとか、あっても観光地価格で値段が高くて諦め。

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足湯が駅の中に160円で、駅の外に無料のがあったけど、暑くて仕方ないので入る気にならず。
あと、タイトなジーンズに浮腫んだ足ねじ込んでいるので、裾が捲れない気がしたので。。。

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馬車が有名らしい。馬かわいいいいいいいい

結局何もせずに駅に戻り、2両編成の大分行きに乗る。
典型的なうるさいブス学生(多分)2人組の隣に座ってしまい、完全にポジショニングミスった。

明るく面白いブスと陰鬱なブスは好きですが、こういううるさいだけの承認欲求の肉塊ブスは本当有害だと思う。
流行ってるんだか流行ってないんだかよくわからない、しまむらとハニーズで揃えましたみたいなペラペラのパステルカラーの服に、謎のサイズ感の、角が削れたリュックを背負い、マスクで顔を隠して、股を開いてど太い生脚を晒しているけど、それだけじゃきっと誰からも注目されないから、汚い言葉で大声で話す、下品に笑う。大きな声を出せば、(不快に思って)人が自分を見てくれるから、そうでもしないと他人の注目を集められないから、自然にそうなってしまう。多分ツイッターとかにはアプリで加工しまくった自撮り写真やプリクラをアップして、「はぁ、美人になりたいっ><」とか書いてるタイプ。同じような人種から「◯◯ちゃん十分かわいいよぉ〜」という傷の舐め合いリプを貰っていることでしょう。

自分のことは全て棚に上げて言いましたが、それくらい不快でした。

不快といえば、自分の前髪もかなり不快。今回旅の前日に切って貰ったけど、めちゃくちゃ下手くそな美容師だった。私の伝え方も悪いのかもしれないけど、こっちの意図が一つも伝わらず、後ろは短くされ、軽くされ、前髪は丁度邪魔な長さにされた。スタイリングも下手くそだし、話も面白くもないのに雑誌くれないし、シャンプーの人もいちいち所作が雑で面倒くさそうで、よくこんなところが存続してるな〜と思った。見慣れれば大丈夫だと思いたかったけど、4日経ってもダメなので、本当、京都の行きつけのサロンまで行くか、地元帰るまで我慢すればよかった。




(ここまでくると、もはや全くもって旅行記ではないな。)



そうこうしてる間に大分駅に到着し、乗り換えて別府に到着。
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あんまり温泉地って感じの駅じゃないですね。
過疎地の温泉駅のような寂れ間もなく、高山とか熱海みたいなギラギラ感もない。
駅の前に手湯があったり、温泉地であることはアピールしてるけど。
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今回の宿泊は別府ゲストハウスさん。駅から歩いてすぐでした。分かりやすい場所にある。
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名前も聞かれずに宿帳に記入して、2泊分のお金を払い(お釣りがスタッフの財布?からでてきたのはビックリ)、簡単に案内を受けて、鍵を貰って2階のお部屋に行きました。今回は女性ドミトリー。

バンクベッドの四人部屋でした。
荷物スペース、ロッカー、カーテン、手元灯、コンセント、一通り付いている。
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ちょっと埃っぽい。ベッドにシーツが1枚とピローケースしかなく、どういうこと?と思ったけど、廊下に予備がありました。さすがにシーツ無しで布団は抵抗ある、、、
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同じ階に24時間使える女性用シャワーとトイレが一つずつあり、洗面台も3つある。
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3階にもあるそうです。近くに共同温泉もあるし、シャワーは使わなさそうだけど。

1階にはフロント、共有スペース、キッチン、こたつ、漫画スペース、パソコンがある。
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漫画読み放題はかなり魅力。(漫画はメジャーなものが多いです。)

建物自体はレトロでいいんだけど、いかんせ古くて声音響きやすい感じ。客層は3月だからか、土曜だからか、若い日本人が多い印象。
キッチンにはコケージャンとフィリピンの人もいた。

予約内容をギリギリで変更したけど、普通にOKしてもらえたし、よかった。
一泊2千円、悪くはないかな。WiFiもついてるしね(夜中は何故か入らなかったけど、、、)。

これからの旅程を考えてぐるぐるした後、成田から気分転換しに突然飛んできたG氏と合流。

別府駅すぐ近くのなる宮というお店で、名物らしい、とり天を食らう。
おいしい…!サクフワァ!
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名前忘れちゃったけどめっちゃ美味しい地酒呷りながら、白子、天丼(最初は飲むつもりなかったから笑)、懐かしいお味のポテサラなどをいただく。どれもおいしい。
一人旅じゃなくなると、割り勘できて色々食べられるから、これは良いね。

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帰り道見かけたぬこ。本当ねこ多い!


散歩をして、流れで、てんぐの湯というカプセルホテルやジムの入ったビルの中にある掛け流し温泉に行くことに。ドライヤー、タオル、ソープ類揃って500円は、普段430円でそれらが一つもない銭湯に行っていたので、とてもお得に感じる。

途中シャワーのお湯が出なくなるという事件もありましたが、ちょうど入浴中だった従業員さん?が対応してくれて、最後はお湯が出ました。よかった。

2時間は利用できるので、ゆったり入って髪も乾かせます。
最新の大型スーパー銭湯とかの台頭で、脱衣所には髪の毛一本も落ちてない、清潔であることが当たり前になっている昨今の日本の公衆風呂ですが、こういう昔ながらの「みんなのお風呂」って感じのの風呂もいいよね。

この日は帰ってすぐ就寝。
部屋が埃っぽいのか花粉なのか、目が痒かったけど、温泉のお陰で、ぬくぬく眠れました。